ゼロリスク思考
若者の恋愛離れ
AI彼女、推し活、パパ活
これらは、全て繋がっています。
あくまで、私見を述べたいと思います。
先日、Youtubeにおいて、若者の間で主流になりつつあるゼロリスク思考をテーマにした動画を見ました。
その動画で気になった一言がありました。
仕事ではリスク取らないけど、恋愛ではリスクをとる。
何故なら、複数アプローチでリスク分散できるから。
お笑いコンビ・EXITのりんたろー。さんの発言ですが、本質をついてます。
このように解釈。
ある人にとって、「対象が唯一」だとリスクなる。
しかし、「対象が複数」だとリスクにならない。
高校生時代、異性に告白をして失敗して学校中の笑い者になるのは想像すると恐いですよね。それは、当人にとって学校は簡単には代え難い、唯一の場所だからです。
社内恋愛や、社内の出世もそう。
当人にとって職場も簡単には代え難い、唯一の場所だからです。
ここでいう、リスク=精神的に嫌にさせるモノ
精神的なダメージ以外にとどまらず
・めんどくさい・億劫・不安・モヤモヤ
まさに、ドーパミンの逆
現実世界で、この世に一人しかいない異性にゾッコンになり、フラれてしまえば精神的に落ち込むリスクはあるでしょう。
しかし、ファミコンみたいにやり直しが安易じゃないのを除いては、最近の恋愛シミュレーションのゲームなら、やり直しが簡単なので落ち込むリスクはありません。
また、社会人になり、あらゆるスキルが高くて、選択が多ければ、「失敗しても、次へ」となり、リスクにならないこともあります。
結局は、パソコンやスマホなどのデジタル化によって、広い地域からライバルが参入し、圧倒的に高いスキルを持つ強者によって作られた、スキル格差社会による弊害だと思います。
1位は選択の自由があり、リスク分散ができる。
2位以下は唯一のモノに執着し、リスクを恐れる。
ゼロリスク思考とは、そもそも戦わなければ、負けないという、2位以下による弱者の戦術。
2位以下の弱者が、なにかを得るためには、リスクを取る必要がある。
リスクを取りたくなければ、1位の強者を目指し、リスク分散するしかない。
ほとんどの人が恋愛弱者に振り分けられ、恋愛以外のコンテンツの充実化が進めば、若者の恋愛離れが進むのも納得がいきます。
代弁するならば。
あえて、恋愛で負けにいく必要がない。
恋愛でリスクを取りたくない。
負けずに恋愛をするためにできたのがAI彼女。
・容姿も性格も、自分に対して最適化された彼女
・現実の不細工より、AI世界の美人
・学習さえすれば、必ずしもYESマンにならないので、喧嘩もできる
・遠い将来、物理世界に溶け込み、人と見分けが付かない
いろんな噂話が流れています。
AI彼女といっても、AIという横文字のカッコ良さで、ごまかしているだけ。
昔からある風俗、セクシー本、AV、恋愛シミュレーションゲームとなんら変わりません。結局はリアル度が違うだけ。
・推し活
・パパ活
これも結局、ネーミングによるごまかし。
細かい違いはあれど、推し活は「アイドルへの一方通行な恋」、パパ活は「売春行為」ってだけです。
恋愛弱者が己の居場所を作るために、ネーミングからネガティブ要素を排除しただけ。
出会い系サイトを、マッチングアプリと呼ぶように。