「恋愛・結婚調査2023(リクルートブライダル総研調べ)」によると
交際経験のない20代男性は46.0%、
女性は29.8%でそれぞれ前回比増加。
恋愛観を見ると、「恋愛するなら結婚のため」という価値観が
20代男女の中で広まっている
恋愛・婚活|マーケットを読む・調査データ|リクルート ブライダル総研
上記の調査について、私見を述べます。
恋愛離れが深刻し世の中、童貞だらけになってきています。
恋愛を通じて何かしらの成果やメリットを感じたいっていう、コスパやタイパを求める人が増えているそう。
だから、結婚を意識する相手としか付き合わないといいます。
つまり、こんな風に聞こえます。
結婚を意識できないような、一緒にいてコスパとタイパの悪い異性とは、付き合うことすら視野にいれていない。代わりに、仕事、趣味、友だち、推し活など別な場所にお金と時間を費やしたい。
最近の人は、本心から「恋愛は時間とお金の無駄」と思っているのか?
半分ホントで、半分ウソな気がします。
スマホ社会によって、さまざまな情報にかんたんにアクセスできるようになった今、以下のような背景があります。
①ハイスペックの異性とつながれる
②恋愛の外にも競争相手はいる
①ハイスペックの異性とつながれる
マッチングアプリなどによって恋愛市場では、どんな異性でも選び放題になってしまいました。
なので、同レベルの男女同士がつながることはありません。
一部のハイスペックな異性に、その他大勢が群がる構図となります。
恋愛強者でなければ「いいなぁ」と思える異性と付き合えません。
多数の恋愛弱者にとっては、同レベルかそれ以下の異性と付き合うことになります。
「妥協」です。
一部の恋愛強者の存在により、不本意にも多数の恋愛弱者にとって恋愛は時間とお金の無駄にすることになります。
②恋愛の外にも競争相手はいる
競争相手は、他の同性だけではありません。
異性から選ばれるにあたって、その異性の友だち、仕事、趣味などの恋愛の外の特定のモノすら「あなたと付き合うかどうか」において、優先順位を上回らなければなりません。
恋愛弱者であるほど、昔と比べて、時間とお金をつぎ込まなければ、甘い蜜を吸えないのかもしれません。
まとめると、本能では求めているものの、理性では割に合わないと判断していて、結婚を意識できるような恋愛ならという基準で、それ以下を損切りしながら、仕事や趣味などのリターンが得やすい方に時間とお金を投資しようってことなのでしょう。