恋愛市場は戦場です。
マッチングアプリは、1対1ではありません。
なぜなら、視界に入らないライバルが多く存在するという、一見当たり前な盲点が欠けているからです。
マッチングアプリは、複数の男性からのアプローチを受けている1人の女性が相手を選ぶというバチェロレッテ状態。
これまで、
・異性というものを知る。
・モテる男性とは何かを知る。
両方とも大事だって思っていました。
しかし、意外と欠けていた視点。
・同性であるライバルたちの動向を知る。
孫氏の兵法での一節。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
まさにこれです。
ということで先日、知り合った女性のアプリ画面をじっくり見させてもらいました。
題して2024年1月某日、大手アプリ「ペアーズ」の女性側のアプリの画面を見て分かったことを紹介します。
まず、意外だったこと。
男性の8割は、トップ画に顔写真を載せています。
女性に比べて男性は一般的に
・男性は自分の写真を持っていない傾向がある
・男性の自分の写真=ナルシスト
以上の偏見から、マッチングアプリでも「男性は、ろくに写真を載せていないだろう」と思い込んでいました。
・生物学的に男性の方が恋愛に対する本気度は高い
・ジェンダーレスの普及により、男性の女子化
以上から考えると、トップ画に写真を載せている人が多いのは納得いきます。
そして、検索結果400人の男性が表示されたとすると、画面はこんな感じに。
・80人(2割)の雰囲気イケメン以上。
・240人(6割)のブサメン~フツメン。
・80人(2割)の顔写真以外の写真。
女性より男性の方がユーザー数が多いので、検索結果が1000~2000人になることを考えると激化した戦場だと想像できます。
トップ画で上位2割に入らなければ、そもそもプロフィールすら開いてもらえないかもしれません。
顔写真以外の写真でも、よほど興味を惹きつけられる写真じゃなければ、女性に書類選考される前に「書類を捨てられる」という残酷な世界。
また、サブ写真では、その男性がイケてそうだと匂わせる写真5~10枚を載せている人が一定数います。サブ写真、1~4枚は少ない印象。
ちなみに福島県内で、サブ写真の9割は以下のどれか。
・自分が所有している車、バイク、一眼レフ本体とレンズ
・野球、柔道、釣りをしている時の他撮り
・海、登山、旅行、ゴルフ、スノボー、LIVE、野球場、キャンプの風景
・函館山からの夜景、スカイツリー、温泉宿の露天温泉からの景色、銀山温泉
・焚火、海からの朝日や夕日、季節はずれの桜
・ラーメン、海鮮物、焼き肉、ビール、日本酒のドアップ
・フィットネスジムのマシンコーナーで鏡越しの自撮り
・犬、猫、馬、カピバラのドアップ
・16Personalities結果のスクショ
また、プロフィールの基本情報を見て思ったのは
・身長175~185が、意外といる
・年収600万以上が、意外といる
トップ画の2割は雰囲気イケメンということは、高身長、高収入、イケメンが思っている以上に存在ということになります。
検索において、地方であっても相当な男性ユーザー数が表示されます。
なので、検索フィルターにかけられてしまうと、170センチ以下、600万円未満、一定の年齢以上というだけで、足切りされると感じました。